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3歳児クラスに入る時に準備しておくべき5つのこととは?【その1~挨拶が出来るようになるには?】

3歳まではお家の人と過ごし、そろそろ子どもに集団生活の経験をさせたいと思って保育園に入園を考えているパパやママ、きっといらっしゃいますよね。そして無事に入園する保育園が決まったけれど、ふとうちの子どもはこんな感じだけど大丈夫なのかな?同じ年齢の他のお家の子どもってどんな感じなのかな?保育園でやっていけるかな?と思ったりするのではないでしょうか。

どのパパやママにとっても、保育園での初めての生活に心配や不安はつきものだと思います。そして子どもがなるべく無理なく慣れていくために、入園する前に準備出来ることがあればお家のひとの心配や不安が少し和らぐのではないかと思います。

そんな風に思っているパパやママの要望に応えることが出来たらと思い、「3歳児クラスに入る時に準備しておくべき5つのこととは?」という記事を①~⑤の5回に分けて詳しくお伝えしたいと思います。

ちなみに最初に簡単に項目別で「3歳児クラスに入る時に準備しておくべき5つ」についてお伝えしますと・・・

  1. あいさつをする。
  2. トイレで排尿・排便をする。
  3. お弁当の準備をしたり、はしを使って食べる。
  4. 衣服や靴、靴下を着脱する。
  5. 椅子に座ってお話を聞く。

の5つです。

全て大切な内容ですが、「うちの子、特にこれが苦手かもしれない・・・」という所は重点的に読んで頂けたらと思います。この記事が4月の保育園・3歳児ってどんな感じなのかを知る機会になり、入園前のパパやママの心配や不安が少しでも解消できたら良いです。

①あいさつをする

あいさつ。すごく簡単な事のように見えて、意外と出来ない子どもが多いんです。でも毎日進んであいさつをすることが習慣になると、先生やお友だちに親しみが持ちやすくなりますし、会話の糸口にもなれるので、保育園に入園する前から出来るだけ身につけておいた方が良いでしょう。

あいさつは、社会で生きていくうえで常識的なことだという風に子どもの頃から教えてこられた方が多いと思うんです。初めて会う人、知っている人、これからお世話になる人、そんな風に出会う人全てに自分から進んであいさつしましょうという風に教えてこられまたのではないかと思います。

でも反対に、「知らない人なのに、自分からあいさつするなんて怖くて出来ない」とか、「自分から大きい声であいさつなんて、恥ずかしくて出来ない」とか、警戒心や恐怖心、羞恥心の方が大きくて一歩踏み出せないという思いを持ったこともあるのではないでしょうか。

大人がそう思うのと同じように、口には出さないけれども子どもにもそういう気持ちがあるので、なかなか自分からあいさつをするのが難しい子どももいます。「うちの子、あいさつが苦手みたいだな・・・」と感じるようであれば、そういった子どもの気持ちを受け止めながら、お家の人がアプローチをしていくと良いでしょう。

家族の間であいさつをする習慣を身につける

そこで、アプローチの方法をお話したいと思います。3歳児から保育園に入園させたいと考えている頃であれば、ほとんどの子どもがお家ではよくお話してますよね。その場合、パパやママによくお話をしてはいるけれど、あまりお家の中で日常的にあいさつを交わす習慣がなければ、まずは家族の間であいさつをする習慣を身につけましょう。

朝起きたら「おはよう」、食事の前は「いただきます」食後は「ごちそうさま」、お客さんが来たら「こんにちは」、何かしてもらったら「ありがとう」、嫌な思いをさせてしまったら「ごめんなさい」、寝る前は「おやすみなさい」・・・。1日の中でそういった基本的なあいさつの言葉を耳にする機会を沢山持てるようにします。

そして、ここで大切にして欲しいのは子どもに言わせるのではなくて、お家の人の方からそういった言葉を先に投げかけて欲しいということです。あまり日常的にあいさつをしていない子どもですと、最初は返答がないかもしれませんが、特に気にしなくても大丈夫です。

それを繰り返している間にだんだん子どもの方もあいさつの言葉や仕方に慣れてくるでしょう。大好きなパパやママの真似をして、自然に返答出来るようになる子どももいると思います。もし、自然に返事が返ってこないようであれば、慣れてきた頃に例えば「おはよう」って言われたら、「おはよう」って返してね。と伝えていくようにしましょう。

そして、こちらからあいさつをしてあいさつを返してくれるようになったら、「おはよう」って言ってくれてパパやママは嬉しいな~と気持ちを伝えてあげて下さい。そういった嬉しい気持ちを伝えることで、だんだんと子どもは「あいさつをすると喜んでもらえる」「あいさつって気持ちいい!」というプラスの感情を持つようになります。

家庭の外でもあいさつが出来るようにアプローチしよう

こんな感じで、家族の間でお互いが気持ち良くあいさつを交わす習慣を、日常の中で積み重ねてあげることがとても大切なのです。そして家族の中で習慣付くようになったら、同じことを家族以外の人とも出来るようにしてあげましょう。

その時もまずは一緒にいるパパやママが近所の人や良く行くお店の店員さんなどに進んであいさつをする姿を子どもに見せていくことが大切です。きっと子どもはその様子を側で見ていることでしょう。そうやってパパやママがあいさつをしている姿を見ながら、だんだんと安心して子どもも身近な人たちにあいさつをしようとするようになります。

このような経験を保育園入園前に出来ていると、いざ保育園という新しい環境に入っても自分から進んで先生やお友だちにあいさつしようとすると思います。でも、性格もありますから、もしかすると最初はもじもじする子もいるかもしれません。

それでも、経験がある子どもは経験のない子どもに比べるとあいさつの素晴らしさを肌で感じていますので1度出来るようになればその後スムーズにあいさつをして、先生やお友だちと仲良くなれることと思います。焦らず見守ってあげることが大切です。

どのお家の人も、「お友だちと保育園で遊ぶのが楽しい!」と言って子どもが登園してくれることを願っていますよね。そんな子どもの姿を見ることが出来ますよう、入園前にぜひあいさつを交わす習慣が身につくように準備しておきましょう。

まとめ

それでは最後に、「3歳児クラスに入る時に準備しておくべき5つのこととは?」(その1)の①あいさつをするについてのチェックすべきポイントをまとめたいと思います。

①あいさつをするについてのチェックポイント

  • 自分から進んであいさつができる子どもは、先生やお友だちに親しみが持ちやすく、仲良くなりやすい。
  • あいさつの習慣はまず家族の間で行い、身につけていくようにする。
  • 最初は子どもに言わせるのではなく、お家の人の方から子どもにあいさつをする。
  • 子どもがあいさつを返したら嬉しい気持ちを伝え、あいさつの気持ち良さを感じられるようにする。
  • お家の人があいさつをしている姿を見ていると、子どももだんだん家族以外の人にもあいさつが出来るようになる。

「3歳児クラスに入る時に準備しておくべき5つのこととは?」(その1)はいかがだったでしょうか。簡単なことのように見えて、実はなかなか言えない子どもが多いあいさつ。でも、これから保育園という社会に入る子どものためには、ぜひ身につけてあげて欲しいことの1つです。その為にはまず私たち大人が気持ち良くあいさつを交わし、良い雰囲気を子どもにも感じさせてあげることが大切です。ぜひ、実践してみて下さい。

次回「3歳児クラスに入る時に準備しておくべき5つのこととは?」(その2)では、②トイレで排尿・排便をするについてお伝えします。次回の記事もまた読んで頂けたら嬉しいです。

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