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春から始まる保育園生活!子どものためにしてあげたいこと(その1)服装や髪型などについて

春から始まる保育園生活!子どものためにしてあげたいこと(その1)服装や髪型などについて

今年の春から無事に保育園への入園が決まってホッとしているママやパパ、ご入園おめでとうございます。そしてのんびりしている時間もそれ程なく、あっという間に4月の入園式を迎えることになりそうですよね!

そんな皆さんに「春から始まる保育園生活!子どものためにしてあげたいこと」と題して、子どもが保育園生活をなるべくスムーズに始められるように、今から準備をしておける情報をいくつかお伝えしたいと思います。

初めての子どもの保育園生活で、何がわからないかわからない!というお家の方もいらっしゃると思います。この情報が、そんな皆さんのお役に立てたら良いな~と思います。では早速お話していきますね。

①服装や靴などについて

子どもが3歳児以上の場合は制服があったり、上だけ園児服がある保育園が多いのではないかと思います。中には体操服のある保育園もあるのではないでしょうか。0~2歳児さんは特に指定はないと思いますが、基本的には多少汚れても良くて、動きやすい服装が一番だと思います。

0歳児さんの中で、足の裏まですっぽり覆われた服を着てくる子もたまに見られますが、防寒具でない限り、とても動きにくいのでやめた方が良いでしょう。動きにくいことにより、身体の発達を阻害する可能性がありますよ。

また、0~2歳児さんで多いのがロンパースタイプの下着です。2歳児になるとトイレの後も自分でパンツやズボンをはくようになるので、ロンパースは1歳児クラスまでにしておいた方が子どものためには良いと思います。

全ての年齢に共通して言えるのは、防寒具以外でのフード付きの服は遊んでいる際に遊具にフードや日もが引っ掛かり、首を絞めてしまう恐れがあるので絶対に着せていかない方が良いです。

女の子の服装は?

女の子はスカートをはきたがる子どももいるかと思いますが、動きにくいのでどちらかというとおすすめはしません。素足ではいて転んだ場合、ケガもしやすいです。ただ、レギンスやタイツなどを履くと、ケガの軽減にはなりますし、気候や子どもの衣服の管理能力によってははいても大丈夫かもしれません。しかしそれだったら、スカートよりは短パンやキュロットの方が動きやすいと思います。

0~3歳児くらいの子どもは特に、まだ上手に一人でズボンを履けない子どもが多いと思います。ですので、ウエストがゴムで伸び縮みしやすい生地(ジーンズ生地はNG)で裾がゴムなどですぼまっていないものですと、子どもが自分でズボンを着脱する練習に最適です。

そしてどの年齢でも(特に3~5歳児)ポケットがついているズボンを選んではかせてあげると、制服や園児服を脱いでもハンカチやティッシュを入れることが出来ますので配慮してあげられるとよいと思います。

靴やサンダルについて

靴も自分で脱ぎ履きしやすいものを選んであげましょう。足を入れるところがゴムになっていて、スッと足を入れることができるものや、マジックテープで止めるタイプのものが子どもは自分で履きやすくて遊んでいても脱げにくいです。もちろんスニーカータイプのものをおすすめします。

サンダルですが、保育園によっては水あそびやプール遊びの関係上、夏場だけOKな保育園もあると思います。その際も、足の甲の部分が隠れていたり、かかとの部分をマジックテープで止めることができるタイプのものが良いとは思いますが、各保育園でのきまりと合わせて準備すると良いと思います。

内履き(ズック)が必要な保育園は準備が必要です。2~4歳児くらいですと、いまいち右左がわからなくて、反対に履いてしまうことがあるかもしれません。反対に履くのを防ぐために、きちんと履けた時は子どもの好きな絵が出来上がるように、内履きの表側に右左半分ずつの絵をかいておくと良いですよ。

また、履きにくそうな時は、内履きのかかと部分についているでっぱりにまげゴムなどを輪にしてつけて、そこを引っ張りながら履けるようにしてあげると良いかもしれません。わりとすんなり履けるようになりますよ。

保育園では制服や園児服、着てきた上着なども個人のロッカーや乾燥室のフックにかけることが多いと思います。なかなか自分でフックにかけるのが難しい子どもには、先ほどの内履きと同じで、かけるものの首の後ろ部分についているタグに、まげゴムなどを輪にしてつけてあげるとかけやすくなります。

②髪型や身だしなみについて

髪型ですが、男の子も女の子もさっぱりとした清潔感のある髪型をおすすめします。女の子で髪の毛が長い場合は、柔らかい素材のゴムでしっかりと結んでいきましょう。硬い素材や金属製の髪飾りやヘアピンはケガや小さい子が誤飲する恐れがあるため、NGです。

服装と一緒で髪型も子どもが活動しやすいのが一番です。髪の毛が長すぎて活動の妨げになったり、髪飾りが気になって活動に集中出来なくなってしまわないように、お家の方は配慮してあげましょう。

3歳児以上はハンカチやティッシュが必要

3歳児以上であれば、毎日ハンカチやテッシュが必要になります。ハンカチは毎日清潔なものを持たせるようにしましょう。子どもの中にはキャラクターもののテッシュをお友だちに見せたくて、いくつも持ってくる子がいますが、そんなに必要ないですし、失くしやすかったりお友だちとのトラブルの原因にもなりますのでやめましょう。

つめもチェック!

つめも、週に1~2回伸びていないかチェックしてあげましょう。特に1~2歳児はお友だちとのトラブルの際、ひっかき傷を作ってしまう恐れがあります。つめがしっかりケアされていることで傷になりにくくなりますので、配慮して頂きたいと思います。

またどの年齢においても、つめが伸びているとお友だちを傷つけてしまったり、何かに引っ掛けてつめが剥げてしまうなどのケガの原因となります。その他にも、砂あそびなどを通してつめの中には雑菌が入りやすく、治りにくい病気になることもあります。正しく切って、ケアしてあげましょう。

まとめ

それではまとめとして、春から始まる保育園生活!子どものためにしてあげたいこと(その1)のチェックポイントを整理したいと思います。

■①服装や靴などについて

  • 多少汚れても良い、動きやすい服装を第一に考えて着せると良いでしょう。
  • フード付きの服は危ないので着せていかないようにしましょう。
  • 服も靴も着脱しやすいものを選んであげたり、着脱しやすいように工夫したりしましょう。

■②髪型や身だしなみについて

  • 服装と同じく、髪型も子どもが活動しやすいように整えてあげましょう。
  • つめが伸びていると、ケガやトラブルの原因になります。週に1~2回お家でケアしてあげましょう。

以上、春から始まる保育園生活!子どものためにしてあげたいこと(その1)でした。次回は春から始まる保育園生活!子どものためにしてあげたいこと(その2)③持ち物についてからお話したいと思います。皆さんの参考になるような記事になると幸いです。

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