前回の0歳児に必要な保育園の準備って!?毛布や着替え袋はどんなものがお勧め?(その3)では、年齢に関係なく入園の際必要になる「タオルケット・毛布・綿毛布」「歯ブラシ・コップ」「着替え・着替え袋」「食事用エプロン」について主に0歳児の赤ちゃんが保育園で使う際に大切にして欲しい点を中心にしながらお話してきました。
今回の0歳児に必要な保育園の準備って!?(その4)では、毎日の必需品であります、おすすめの通園バッグのタイプや、お外で過ごす時に必要になるアイテムについてお伝えしたいと思います。
通園バッグ
主に0~2歳児の子どもたちは、3~5歳児に比べると毎日保育園に持っていかなければならない持ち物が多いと思います。ですので、通園バッグはあまり小さすぎない、持ち物がしっかり入るような、ある程度の大きさがあった方が良いでしょう。
そして、0歳児においては通園バッグを持つのは子どもではなくお家のひとであることがほとんどですので、子どもが自分で持ちたがるまではリュックサックタイプやショルダータイプではなくてトートバッグタイプがおすすめだと思います。
トートバッグタイプは、他のバッグに比べると入口が大きいので少し大きい荷物も入りますし、荷物を持つのがお家のひとであることを考えると、多少荷物が多くなって重くなっても1つにまとめることが出来るので便利だと思います。
また、通園バッグにも名前をつけることが必要です。名札を安全ピンで留めたり、ネームプレートを持ち手にぶらさげたりするのが良いでしょう。また、通園バッグの素材としては、布製やナイロン製などであれば汚れても簡単にお洗濯が出来るのでおすすめです。
巾着袋・ビニール袋
巾着袋は、ガーゼはんかちやスタイなどの同じ種類の持ち物を1つにまとめる際や、歯ブラシ・コップを入れて持たせたりする際などに必要になると思います。巾着袋は既製品でも色々なサイズ・種類・デザインがありますので良さそうな物をお店で購入しても良いでしょう。
時間があれば、巾着袋と着替え袋、通園バッグなどを同じ柄の布で手作りするのもおすすめです。手作りした場合のメリットは、同じ柄で作られた自分だけの物を持つことによって、まだ名前が読めなくても子どもが自分のものであることがすぐにわかる点だと思います。
0歳児のうちはまだよくわからなくても、子どもが成長するにつれて「この絵や柄は自分のもの」という認識が出来るようになります。また、「自分だけのもの」ということで愛着も沸きますよね。ですので、揃えるのであればこれから入園するというタイミングで揃えてあげるのも良いでしょう。
ビニール袋は「保育園で汚れたものや濡れたものを入れて持ち帰る」という理由で必需品です。着替え袋の中や通園バッグの中などに、いつも2~3枚程度入れておいた方が良いと思います。。
そして、保育園では嘔吐物や排泄物を処理する際に毎日多くのビニール袋を使いますので、もしもお家に使わないビニール袋があれば保育園に寄付をしてあげると喜ばれるのではないかと思いますよ。
帽子
お天気が良く暖かい日であれば、保育士がおんぶをしたり、ベビーカーに乗せてお外へ出掛ける時もあるかと思います。そんな時、日差しを避けるために0歳児でも帽子があった方が良いでしょう。
0歳児ですと、これからどんどん大きくなるのでまだ保育園で指定された個人持ちの帽子を購入することはないと思います。ですので、お家の人が良さそうなものを選んで持たせてもらう保育園がほとんどではないでしょうか。
保育園から帽子の準備をお願いされた場合は、「つばがしっかりついているもの」「あごにゴムが出来るもの」「サイズがきちんとあっているもの」の3点に注意して選んであげて下さい。
また、素材は固いものよりも柔らかいものの方が赤ちゃんにとって違和感がなく、付け心地も良いと思います。ちなみにこの3点を注意して選ぶ帽子は、お散歩などのお出かけ用です。
寒くなってきて登降園の時の寒さ対策などで帽子をかぶるのであれば、ニットやフリース素材のつばがついていないものでも良いでしょう。季節や使い方などで注意点は変わりますので、その都度考慮してくださいね。
そして、帽子にも忘れずに名前をつけましょう。タグの部分に油性ペンで名前を書いても良いですし、白い布などに名前を書いて縫い付けても良いです。また、あごのゴムが伸びたら付け替えてあげることも忘れずに!時々チェックするようにしましょう。
靴
生まれた月によっては、0歳児であっても早いうちから歩けるようになります。秋ごろには靴をはいてお散歩に出掛けたり、園庭で遊ぶようになるのではないでしょうか。その際に必要になるのが外用の靴です。
この時初めて外用の靴を購入することになるかもしれませんよね。では、保育園で履く外用の靴はどんなものが良いのでしょうか。やはり一番良いと思うのは、固すぎない素材の履きやすい靴だと思います。
そしてまだ足が小さく、歩けるといっても不安定です。歩いている時に靴が脱げやすいですので、マジックテープなどである程度調節が出来てしっかり固定できるものがおすすめです。
保育園は、子どもたちの運動機能を高めたり、思いっきり体を動かして心と体を育むことを目的にしていますので、くれぐれもデザイン重視で靴を選ぶことのないようにしましょう。おしゃれな靴は、お休みのお出かけの時に履くようにして下さいね。
帽子と同様、もちろん靴にも名前を書くことを忘れずにお願いします。靴箱に入れて置いたときに名前が見えやすいので、かかと部分に油性ペンで書いてもらえると一目で誰の靴かわかりやすいです。
まとめ
それではまとめとして、0歳児に必要な保育園の準備って!?(その4)のそれぞれ項目別にチェックポイントをお伝えしたいと思います。
通園バッグ
- あまり小さすぎない、持ち物がしっかり入るような、ある程度の大きさのあるトートバッグタイプがおすすめ。
- 名前は、名札を安全ピンで留めたり、ネームプレートを持ち手にぶらさげたりするのが良い。
巾着袋・ビニール袋
- 巾着袋は、色々な荷物をまとめて持たせる際に必要。
- 手作りした場合のメリットは、同じ柄で作られた自分だけの物を持つことによって、子どもが自分のものであることがすぐにわかる点。
- ビニール袋は「保育園で汚れたものや濡れたものを入れて持ち帰る」という理由で必需品。
帽子
- 「つばがしっかりついているもの」「あごにゴムが出来るもの」「サイズがきちんとあっているもの」の3点に注意して選んであげる。
- 名前を付けることと、あごのゴムが伸びたら付け替えてあげることを忘れずに。
靴
- 固すぎない素材の履きやすい靴を選ぶ。
- マジックテープなどである程度調節が出来てしっかり固定できるものがおすすめ。
- デザイン重視で靴を選ばない。
- 名前は、かかと部分に油性ペンで書いてもらえると一目で誰の靴かわかりやすい。
いかがだったでしょうか。毎日の必需品から、少し大きくなってから必要になるものまで幅広くお伝えしました。保育園は集団生活の場ですので、どんな物でも全ての持ち物に名前を付けることも必須です。せっかくそろえた物が行方不明にならないように、忘れずに記名をしましょうね。
0歳児に必要な保育園の準備って!?を(その1)~(その4)までお伝えしてきました。0歳児は日々の成長が著しいので、保育園に必要な物が変化しやすいかと思います。保育士さんと子どもの成長を日々見守りながら、その都度子どもの成長に合った準備していくことができると良いですね。